ハルの個人開発 第1回|Claude Codeを入れる
このページの結論
入れる道具は1つだけです。Claude Codeをインストールし、サインインして、作業フォルダを開き、一言頼んで返事が来るまで。ここまでできれば、次回からアプリを作り始められます。
Claude Codeとは何か
Claude Code は、Anthropic社のAI開発ツールです。 ブラウザで使うAIチャットとの違いは、パソコンの中のフォルダを開いて、 ファイルの作成や修正まで直接やってくれることです。 チャットだと、返ってきたコードを自分でファイルに貼り付けて保存する作業が毎回発生します。 Claude Code はそこまで含めてやるので、こちらの仕事は日本語で頼むことだけになります。
この連載では、ハルはコードを1行も書きません。書くのは プロンプト (AIへの指示文)だけです。プロンプトの書き方は、回が進むごとに型として覚えていきます。
用意するもの
- パソコン。ハルと同じWindowsで進めます(Macでも進められます)。 何年か前のノートパソコンで足ります。買い足すものはありません
- Claudeのアカウントと、有料プラン。Claude Code が使えるのは 有料のProプラン(月20ドル、年払いだと月あたり17ドル。2026年8月時点)からです。 月単位のサブスクリプションなので、続けるかどうかはあとから決められます
ここが、この連載でお金がかかる数少ない場所です。月20ドルは約3,000円。 プログラミングスクールの受講料と比べると桁が2つ違います。 ハルはここを「教材費とソフト代を合わせたもの」と考えることにしました。
インストールする
Claude Code にはいくつかの使い方がありますが、この連載では デスクトップアプリを使います。画面で操作できて、 ターミナル(文字だけの画面)に慣れていなくても進められるからです。
- Claude Code の公式サイトから、 Windows版のデスクトップアプリをダウンロードする
- ダウンロードしたファイルを開いて、インストールする
- アプリを起動し、Claudeのアカウントでサインインする
- 画面の「Code」タブを開く
Macの場合も同じ公式サイトからMac版をダウンロードします。以降の手順は変わりません。 アカウントを作る手順とプランの申し込みは、サインイン時の案内に沿って進めます (支払いの登録は自分の判断で行ってください。このサイトの読者特典のようなものはありません)。
フォルダを作って、最初の一言
Claude Code は「フォルダを開いて、その中で作業してもらう」道具です。 まず、アプリの置き場所になるフォルダを1つ作ります。 ハルはドキュメントの中に gomi-app という名前で作りました。 日本語のフォルダ名は避けて、英数字にしておくと後の工程で困りません。
Claude Code でそのフォルダを開いたら、動作確認として、次の一言を送ってみます。
このフォルダに hello.txt という名前のテキストファイルを作ってください。 中身は、今日の日付と「個人開発をはじめました」という一言にしてください。
しばらくすると、フォルダの中に hello.txt ができます。 エクスプローラー(Macの場合はFinder)で開いて、書いた覚えのない文章が 自分のパソコンの中に保存されていたら、成功です。 「AIがファイルを直接作る」というこの連載の進め方を、いま体験したことになります。
うまくいかないとき
- サインインで止まる — 作ったアカウントでブラウザの claude.ai にログインできるかを先に確認します。そこで入れないなら、パスワードの再設定から
- 「Code」タブが見当たらない・頼んでも動かない — プランがProになっているかを確認します。無料プランのままだと Claude Code は使えません
- 返事が英語で来る — 「日本語で答えてください」と一言送れば、以降は日本語になります
よくある質問
会社のパソコンに入れてもいいですか?
やめておきましょう。会社のパソコンにはソフトのインストールに関する規程があるのが普通で、そもそも副業の作業を会社の機材でやると、就業規則の問題になります。自分のパソコンで進めてください。
月20ドルを払う前に、試す方法はありませんか?
ブラウザのチャット(claude.ai)は無料プランでも使えるので、AIとのやり取りの感触はそこで確かめられます。もう1つ、利用者からの招待(ゲストパス)をもらえた場合は、Proプラン(Claude Code込み)を7日間無料で試せる仕組みがあります(2026年8月時点)。有料プランを契約したことのないアカウントが対象で、開始時に支払い情報の登録が要ります。7日間の試用後に解約しないと、自動でProプランの課金が始まる点だけ覚えておいてください。招待リンクは claude.ai/referral/ で始まるものだけを信用してください。
英語が苦手でも使えますか?
頼む文も、AIからの返事も日本語でやり取りできます。画面のボタンやメニューには英語が残っていますが、この連載で使う範囲は毎回画面つきで案内します。
パソコンの性能は、どのくらい要りますか?
AIの処理は手元のパソコンではなくAnthropic側のサーバーで動くので、ブラウザが普通に使えるパソコンなら足ります。この連載で作るアプリも、性能を要求するものではありません。
次回
道具がそろったので、次回はいよいよゴミ出しアプリの最初の版を作ります。 何を作るか決めるで書いた1行を、最初のプロンプトに展開するところからです。
- 第2回 最初のプロンプトで、動くものを出す 準備中
- 連載の目次に戻る 全5回の予定と、この連載で作るもの
出典
- Claude Code 公式ドキュメント(Overview) — 対応OS・インストール方法・プラン要件(2026年8月確認)
- Claude 料金ページ — Proプランの価格(2026年8月確認)
- Claudeヘルプセンター「Claude Code and Cowork guest passes」 — ゲストパスの条件(2026年8月確認)