集客
X(旧Twitter)とは?作る過程を見せて、公開前から知ってもらう使い方
Xは、作っている途中の話を日々投稿できる場所です。公開の日にいきなり告知するより、作る過程を見せて先に知ってもらう使い方が個人開発と噛み合います。このページでは、どこからがスパム扱いになるのかという線引きと、続けて流入につなげる手順をまとめます。
このページの結論
- 一言でいうと
- 毎日投稿できる場です。公開の日に届く人の数は、それまでにどれだけ見てもらえていたかで決まります。
- かかるお金
- 登録・投稿は無料。代わりにかかるのは、公開までの数か月にわたって投稿を続ける時間と、英語で書く手間です。
- 向いている人
- 公開までに時間があり、その間の経過を出せる人。反応を見ながら作るものを調整したい人。
- 向いていない人
- 公開の日だけ告知して終わりにしたい人。継続して投稿する時間を取れない人。
Xと個人開発の相性
X(旧Twitter)は、短い文章を投稿するSNSです。個人開発との相性がよいのは、 完成したものを告知する場所としてより、作っている過程を見せる場所として使ったときです。
公開した日に初めて存在を知らせると、そこから見てくれる人を探す形になります。 一方、作っている間から少しずつ出していると、公開の日には「作っているのを見ていた人」がすでにいます。 どちらも同じ1回の告知ですが、届く人の数が変わります。
| 公開してから告知する | 作る過程から見せる | |
|---|---|---|
| 始める時期 | 公開の日 | 作り始めた時期 |
| 公開日に届く相手 | そのとき偶然見た人 | 経過を見ていた人 |
| 作るものへの反応 | 公開したあとにしか来ない | 作っている途中でもらえる |
| かかる手間 | 告知の1回分 | 公開までの期間ずっと |
| 止めたときに残るもの | ほとんど残らない | 見てくれる人が残る |
宣伝が許される範囲
Xでアカウントが止まる原因として、規約に明記されているものを挙げます。 知らずにやってしまいやすいのは、同じ投稿の繰り返しと、複数アカウントの使い方です。
- 大量に、重複して、無関係に、または求められていない形で投稿することは禁じられています。 同じ告知を毎日貼り直す、関係のない話題の投稿に自分のリンクを付ける、といった動きがこれに当たります。
- 1つのアカウントでも、運用している複数のアカウントにまたがっても、 重複または実質的に同様の投稿をしてはならないと自動化のルールに書かれています。 文面を少し変えたコピーの投稿も例として挙げられています。
- 重複した用途で複数のアカウントを作ったり自動化したりすることは禁じられています。 ただし、用途が重複しない複数アカウントの自動化は容認されています。 作ったものごとにアカウントを分けるのは前者に当たらない使い方ですが、 同じ内容を両方から投げるとその時点で重複になります。
- 自動のリプライ・自動のメンション・自動のダイレクトメッセージは、相手の事前の同意が要ります。 フォローしてくれた人への自動あいさつも、同意なしに送るとこれに当たります。 いいねの自動化や、無差別にフォローとフォロー解除を繰り返す自動化も禁じられています。
なお、「何回投稿したらスパム扱いになるか」という回数の基準は、公式には示されていません。 数を数えて安全圏を探すより、同じ内容を繰り返さないこと、 関係のない場所にリンクを置かないことの2つを守る方が、判断として確かです。
1日にできることの上限
規約とは別に、1日あたりの回数の上限が公式に示されています。認証を受けていないアカウント、 つまり無料のまま使う場合の数字です。
- 投稿は1日50件まで、リプライは1日200件まで
- ダイレクトメッセージは1日500通まで
- フォローは1日400件まで
個人開発の告知でこの上限に届くことは、通常はありません。届いてしまう使い方をしているとしたら、 それは前の節に書いた「大量に、重複して」の側に寄っている可能性があります。 上限は、投稿を増やす目標ではなく、自分の使い方が普通の範囲かを測る物差しとして見ると役に立ちます。
流入につなげる手順
公開の日に大きく動かすのではなく、公開までの期間で見てくれる人を増やしておく形になります。
- 01 作る過程を投稿する 公開の前から
- 02 見てくれる人が増える 数か月かけて
- 03 公開を知らせる 経過を見ていた人に届く
- 04 自分のサイト プロフィールと投稿のリンク先
「見てくれる人が増える」に時間がかかります。公開の日から始めると、ここが空のまま告知することになります。
アカウントを作り、プロフィールを整える
自己紹介に、何を作っている人なのかを書きます。プロフィールに置けるリンクは、投稿より長く見られる場所です。
迷いやすいところ: 投稿を見て興味を持った人が最初に見るのがプロフィールです。ここが空だと、投稿が良くてもサイトまで来てもらえません。
作っている過程を投稿する
進んだこと、つまずいたこと、決めたことを短く出します。画面の画像を添えると伝わりやすくなります。
迷いやすいところ: 毎日出そうとすると続かず、同じ内容の投稿を繰り返しがちです。繰り返しは規約で禁じられているので、進んだ日に出す形にします。
ほかの人の投稿に返信する
同じように作っている人の投稿に、内容のある返信をします。自分の投稿を並べるだけより、見てもらえる範囲が広がります。
迷いやすいところ: 関係のない投稿に自分のリンクを付けて回るのは、求められていない形の投稿に当たります。返信は、そこで交わされている話に答える形にします。
公開の日に知らせる
何を作ったか、誰のためのものかを書いて、リンクを添えます。作る過程を見ていた人には、ここが完結として届きます。
迷いやすいところ: 同じ告知を毎日貼り直すのは重複した投稿に当たります。伝え方や切り口を変えて、日を空けて出します。
公開したあとも続ける
使ってもらって分かったこと、直したところを出し続けます。公開は終わりではなく、投稿の材料が増えた状態です。
迷いやすいところ: 告知の日だけ投稿して止まると、次に作ったものを出すときにまた同じ場所から始めることになります。
表示された回数と、来た人の数を分けて見る
投稿が表示された回数と、実際にサイトに来た人の数は別の数字です。両方を見て、次の書き方を決めます。
迷いやすいところ: 表示回数が伸びても、サイトに来ていないことがあります。逆に、静かに見えて流入があることもあります。片方だけで判断しないでください。
注意点
Xは続けることで効いてくる場所なので、公開の直前に始めても、その回には間に合いません。 作り始めた時点で用意しておくと、公開の日に使える状態になっています。
英語で書く負担もあります。海外の利用者に届けたい場合、投稿も返信も英語になります。 日本語と英語でアカウントを分ける手もありますが、同じ内容を両方から投げると重複した投稿になるため、 それぞれで書く内容を変えることになります。手間としては、そのぶん増えます。
どの投稿からサイトに来ているかは、表示された回数( インプレッション )だけでは分かりません。 アクセス解析 を入れて、来た人の数と合わせて見てください。 ほかのチャネルとの使い分けは集客のページにまとめています。
よくある質問
同じ告知を何回まで投稿していいですか?
回数の基準は公式に示されていません。示されているのは、大量に・重複して・無関係に・求められていない形で投稿してはならないという原則と、同一または実質的に同様の投稿を繰り返してはならないというルールです。同じ文面を貼り直すのではなく、切り口を変えて日を空けて出す形にしてください。
日本語用と英語用でアカウントを分けてもいいですか?
重複した用途で複数のアカウントを作ったり自動化したりすることは禁じられていますが、用途が重複しない複数アカウントは容認されています。ただし同じ内容を両方から投稿すると、実質的に同様の投稿の繰り返しに当たります。分けるなら、それぞれで内容を変えることになります。
フォローしてくれた人に自動であいさつを送ってもいいですか?
自動のリプライ・自動のメンション・自動のダイレクトメッセージは、相手の事前の同意が要ります。同意のない自動あいさつは、この規定に触れます。
投稿にリンクを入れると表示されにくくなりますか?
公式の規約文書に、リンクを理由に表示を抑えるという記述は見当たりません。運営側からは2026年7月に、リンクにペナルティを課しておらず、リンクを返信に分ける必要はないという趣旨の発言が出ています。リンクを別の投稿に分けるために書き方を崩す必要はない、と考えて差し支えない状況です。
無料のアカウントで1日にどれだけ投稿できますか?
認証を受けていないアカウントは、投稿が1日50件、リプライが1日200件までと公式に案内されています。ダイレクトメッセージは1日500通、フォローは1日400件までです。
まとめ
毎日投稿できる場です。公開の日に届く人の数は、それまでにどれだけ見てもらえていたかで決まります。
向いている人
公開までに時間があり、その間の経過を出せる人。反応を見ながら作るものを調整したい人。
向いていない人
公開の日だけ告知して終わりにしたい人。継続して投稿する時間を取れない人。