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Vercelとは?コードを置くだけで公開される仕組みをわかりやすく解説
アプリを動かす場所には、自分で管理する借り方(VPS)と、任せる借り方があります。Vercelは後者です。このページでは、VPSとの違いと、どちらを選べばいいかの決め方を説明します。
このページの結論
- 一言でいうと
- コードを送るだけで、公開までを引き受けてくれる置き場所です。
- かかるお金
- 個人の小規模なプロジェクトなら、無料プランの範囲で試せることが多い
- 向いている人
- サーバーの管理を任せて、アプリの開発に集中したい人。
- 向いていない人
- サーバーの中身をすべて自分で制御したい人。
Vercelとは
Vercelは、コードをGitHubなどに送ると、そのままアプリを公開してくれるホスティングサービスです。 サーバーの設定やメンテナンスを事業者に任せて、コードを書くことに集中できるのが特徴です。
- 01 コードを直す 手元で作業
- 02 GitHubに送る 記録が残る
- 03 Vercel 受け取って公開まで自動
- 04 公開 URLでアクセスできる
右から2つ目を任せられるのがVercelです。VPSの場合、この部分を自分で組むことになります。
| VPS | Vercelなどのホスティング | |
|---|---|---|
| たとえると | 自分で物件を借りて手続きもする | 荷物を届ければ運び入れてくれる |
| OSの設定 | 自分 | 事業者 |
| セキュリティの更新 | 自分 | 事業者 |
| 公開までの手順 | 自分で組む | リポジトリを繋ぐだけ |
| 調整できる範囲 | 広い | 決められた範囲内 |
| 向いているもの | サーバーの仕組みも扱いたい場合 | アプリを作ることに時間を使いたい場合 |
特徴
- GitHubなどのリポジトリと連携しておくと、コードを送るたびに自動で公開まで進みます。
- アプリのひな形( フレームワーク と呼びます)のうち、Next.jsなどいくつかの種類とは 特に相性がよく、ほぼ設定なしで公開できます。自分のアプリがどのひな形でできているかは、 開発を頼んでいるAIに聞けば分かります。
- サーバーの管理(OSの設定やセキュリティの更新など)は事業者側が行います。
使い方の手順
手元で公開用ファイルを作れることを確かめる
連携する前に、自分のパソコンで一度、公開用ファイルへの変換(ビルド)を実行しておきます。
迷いやすいところ: AIに開発を頼んでいる場合は「ビルドして」と指示すれば実行してもらえます。手元で失敗するものは、Vercel側でも失敗します。先に確かめておくと、原因がコードなのか設定なのかを切り分けられます。
アカウントを作る
GitHubのアカウントでログインできます。
リポジトリと連携する
公開したいリポジトリを選びます。
迷いやすいところ: 連携時に「すべてのリポジトリ」か「選んだものだけ」かを聞かれます。必要なものだけを選ぶ方が安全です。
ビルドの設定を確認する
フレームワーク(アプリのひな形)に応じて設定が自動で提案されます。フレームワーク名の欄が空欄や「Other」になっていないかを見ます。
迷いやすいところ: 空欄のときは、自分のアプリのひな形の名前(AIに「このアプリのフレームワークは何?」と聞けば分かります)を選び直します。判別されないまま進めると、ビルドは通るのに何も表示されない状態になります。
環境変数を登録する
APIキーなどの秘密の値は、コードと一緒には送らず、手元では「環境変数ファイル」という専用のファイルに分けて書いておきます。このファイルはGitHubに送らない設定にするため、Vercel側には届きません。同じ値を、Vercelの管理画面に自分で登録し直します。
迷いやすいところ: 見落としやすい手順です。手元では動くのに公開すると動かない場合、まずここを疑います。
公開して、実際に開く
発行されたURLを開き、表示とページ移動を確認します。
迷いやすいところ: トップだけ見て終わらせないでください。他のページで404になる設定ミスは、そこでしか気づけません。
注意点
サーバーの管理を任せられる分、VPSに比べると自分で調整できる範囲は狭くなります。 どこまで自分で管理したいかによって、VPSとホスティングサービスのどちらが合うかが変わります。
よくある質問
VPSとどちらを選べばいいですか?
サーバーの管理を任せたい場合はVercelのようなホスティングサービス、細かく自分で制御したい場合はVPSが向いています。
無料で使えますか?
個人の小規模なプロジェクトであれば、無料プランの範囲で試せることが多いです。
どんなアプリでも公開できますか?
対応しているフレームワークやアプリの種類が決まっているので、自分のアプリの構成が対応しているか公式サイトで確認してください。
まとめ
コードを送るだけで、公開までを引き受けてくれる置き場所です。
向いている人
サーバーの管理を任せて、アプリの開発に集中したい人。
向いていない人
サーバーの中身をすべて自分で制御したい人。