1192.tokyo

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ドメイン・配信

Cloudflareとは?DNS・CDN・サイト配信の役割をわかりやすく解説

ドメインを取っただけでは、まだどこにも繋がっていません。「このドメインに来た人をどこへ案内するか」を決めるのがDNSで、Cloudflareはその役目を無料の範囲で引き受けてくれます。このページでは、DNSとCDNの違いと、切り替えのときに気をつける点を説明します。

このページの結論

一言でいうと
ドメインの案内役(DNS)と、表示を速くする仕組み(CDN)を、無料の範囲でまとめて借りられるサービスです。
かかるお金
無料プランの範囲で始められる
向いている人
DNSの管理とサイトの配信を、無料の範囲でまとめたい人。
向いていない人
ドメインのレコード移行に不安があり、今の環境を変えたくない人。

Cloudflareとは

Cloudflareは、ドメインの管理(DNS)、アクセスを速くする仕組み(CDN)、静的なサイトを公開する場所(Pages)などを、 無料プランの範囲でまとめて使えるサービスです。個人開発では、ドメインを取得したあとの案内役(DNS)として 使うのが基本です。サイトの内容によっては、サーバーを借りる代わりにPagesへ置く選択肢もあります (どんなサイトなら置けるかは、この下の「特徴」で説明します)。

ことば DNS ドメイン名(1192.tokyoのような文字列)と、実際にサイトが置かれている場所を結びつける仕組みです。 「このドメインにアクセスが来たら、どこに案内するか」の道案内表のようなものです。
ことば CDN 世界中に配置された中継地点を経由してコンテンツを届けることで、表示を速くしたり、 大量のアクセスや攻撃からサーバーを守ったりする仕組みです。
ことば 静的なサイト ログイン機能などがなく、誰が見ても同じ内容が表示されるサイトです(このサイト1192.tokyoもそうです)。 サーバー側であらかじめ用意したファイルをそのまま返す仕組みなので、置き場所の選択肢が広く、費用も抑えられます。
ハル
ハル 聞く人 DNSとCDN、両方覚えないとダメですか?アルファベット3文字が続くと、それだけで身構えてしまって…。
ヤドカリ先生
ヤドカリ先生 答える人 お店に行くときの話にたとえてみます。DNSは「その店はどこにあるか」を教えてくれる案内板です。 CDNは、人気の商品をあちこちの近所の店にも置いておいて、遠くまで買いに行かなくて済むようにする仕組みに近いです。
ハル
ハル 聞く人 DNSは行き先を教えてくれるもので、CDNは遠くまで行かなくて済むようにするもの、ということですか?
ヤドカリ先生
ヤドカリ先生 答える人 その理解で進めて問題ありません。役割が別なので、片方だけ使うこともできます。 Cloudflareは、この2つをまとめて無料プランで提供していて、静的なサイトを置く場所まで用意されています。
ハル
ハル 聞く人 便利そうですけど、切り替えるときに失敗して、サイトが見られなくなったりしませんか?
ヤドカリ先生
ヤドカリ先生 答える人 表示の部分は切り戻せることが多いので、そこまで心配しなくて大丈夫です。 それより気をつけたいのはメールの方で、切り替えのときに設定の取りこぼしがあると、 メールが届かなくなることがあります。私はそれ以来、切り替えたあとに手作業で設定を突き合わせています。
ハル
ハル 聞く人 サイトの話なのに、メールが止まるんですか。それは気づきにくそうです…。
ヤドカリ先生
ヤドカリ先生 答える人 気づきにくいのが厄介なところです。サイトは表示されているので、問題ないように見えてしまいます。 切り替えたあとに、自分宛てにテストのメールを1通送ってみるだけでも違います。
DNSとCDNは何が違うのか
DNS CDN
たとえると 店の場所を教える案内板 近所の店にも商品を置いておく仕組み
役目 ドメインに来た人を、置いてある場所へ案内する 中継地点から届けて、表示を速くする
ないとどうなるか そもそも辿り着けない 表示は遅くなるが、辿り着ける
効いてくる場面 公開するとき、置き場所を変えるとき アクセスが増えたとき、遠方から見られるとき
Cloudflareが無料プランで引き受ける範囲
取得したドメイン レジストラは別のままでよい
  • DNS 案内役
  • CDN 表示の高速化
  • Pages 静的サイトの置き場所

ドメインを取った窓口はそのままで、この3つだけをCloudflareに任せられます。

特徴

  • 無料枠 のままで、アクセスを速くする仕組みや、不正アクセスを検知するWAFなどが使えます。
  • 静的なサイトを、Cloudflare Pagesという機能に置くだけで、無料枠のまま公開できます。
  • レコードごとに、プロキシ経由で公開する(オレンジ雲)か、直接つなぐ(グレー雲)かを選べます。 Webで見せたいものはオレンジ雲、直接つなぐ必要があるものはグレー雲、という使い分けが基本です。

使い方の手順

ドメインを取ったばかりで、まだサイトもメールも動かしていない場合は、控える設定がないので 手順2から始めて構いません。手順1と4は、すでに使っているドメインを移す人向けの工程です。
1

切り替える前に、今の設定を控える

いまDNSを管理しているサービス(お名前.comで取得したままなら、お名前.comの管理画面)でDNSの設定一覧を開き、表示されている行をすべてスクリーンショットで残しておきます。

迷いやすいところ: ここが最重要です。あとで取りこぼしに気づいたとき、元の状態が分からないと直せなくなります。

2

アカウントを作る

公式サイトから登録します。

3

ドメインを追加する

取得済みのドメインを追加すると、既存のDNSレコードが自動で読み込まれます。

迷いやすいところ: 自動で読み込まれますが、すべてではありません。読み込まれた前提で進めると取りこぼします。

4

読み込まれたレコードを1行ずつ照合する

控えておいた元の設定と突き合わせ、足りないものを手で追加します。

迷いやすいところ: とくにメール関連(MX・TXT)です。ここが欠けると、サイトは表示されているのにメールだけ届かなくなり、気づくのが遅れます。

5

ネームサーバーを切り替える

ドメインを取得したレジストラの管理画面で、指定されたネームサーバーに書き換えます。

迷いやすいところ: この作業はCloudflare側ではなく、ドメインを買った窓口(お名前.comなど)の管理画面で行います。探す場所を間違えやすい部分です。

6

反映を待って、サイトとメールの両方を確かめる

反映には時間がかかります。表示の確認だけでなく、自分宛てにテストのメールを1通送ります。

迷いやすいところ: サイトが見えていると安心してしまいますが、メールは別系統です。両方見るまで終わりにしないでください。

7

プロキシの向き先を決める

レコードごとに、プロキシ経由(オレンジ雲)か直接(グレー雲)かを選びます。ブラウザで見るサイト用のレコードはオレンジ雲にします。

迷いやすいところ: VPSを遠隔操作する通信(SSH)のように、ブラウザ以外でサーバーへ直接つなぐものがある場合だけ、そのレコードをグレー雲にします。VPSを使っていなければ、この区別で迷う場面はありません。

注意点

ネームサーバーの切り替え時、既存のDNSレコードは自動で読み込まれますが、取りこぼしが起きることがあります。 特にメール関連のレコード(MX・TXT)が消えると、メールが届かなくなる障害につながるので、 切り替え後は手作業で照合するようにしています。

よくある質問

Cloudflareを使うと、ドメインの取得先も変える必要がありますか?

いいえ。ドメインの取得(レジストラ)はそのままで、DNSの管理だけをCloudflareに任せる形になります。

無料プランでどこまでできますか?

DNSの管理、CDNによる高速化、基本的なWAF、静的サイトの公開(Pages)まで、無料プランの範囲で使えます。

プロキシのオン・オフはどう決めればいいですか?

Webページとして見せたいものはオン(オレンジ雲)、サーバーに直接つなぐ必要がある通信(SSHなど)はオフ(グレー雲)が基本的な考え方です。

まとめ

ドメインの案内役(DNS)と、表示を速くする仕組み(CDN)を、無料の範囲でまとめて借りられるサービスです。

向いている人

DNSの管理とサイトの配信を、無料の範囲でまとめたい人。

向いていない人

ドメインのレコード移行に不安があり、今の環境を変えたくない人。